2. 選定NGな画像、商品を理解する

【重要】NG商品を知っておく

商品画像を選定する際に、選んではいけないものが存在します。

画像選定をしてはダメなものを以下でお伝えします。

現在、AI技術の進歩により、メーカーロゴや企業ロゴを自動判別できるシステムが取り入れられています。

メーカーや企業のロゴには商標権などの権利が付随されており、許可なくネット上に露出されることはNGとなっています。

そのため、ここではそうした商標や制限品について理解を深める解説を進めます。

大企業、有名企業のロゴが含まれている画像は選定しない

大企業、有名企業と表記すると、とても抽象的ですが、一般的に知られている企業と理解していただければ問題ありません。

【自動車メーカー】

・トヨタ自動車(TOYOTA)
・日産自動車(NISSAN)
・ホンダ(HONDA)
・スズキ(SUZUKI)
・マツダ(MATSUDA)
・三菱自動車(MITSUBISHI)
・スバル(SBARU)

【飲料メーカー(アルコール含む)】

・アサヒ飲料(ASAHI)
・キリンビバレッジ(KIRIN)
・サントリー(SUNTORY)
・サッポロ(SAPPORO)
・コカ・コーラ(COCA COLA)

【電気メーカー】

・ソニー(SONY)
・パナソニック(PANASONIC)
・シャープ(SHARP)
・東芝(TOSHIBA)
・日立製作所(HITACHI)
・三菱電機(MITSUBISHI)
・富士通(FJITSU)
・NEC(日本電気)(NEC)
・京セラ(KYOCERA)
・オムロン(OMRON)
・CASIO(CASIO)

【玩具メーカー】

・バンダイ(BANDAI、BANDAI NAMCO)
・タカラトミー(TAKARA TOMY)
・セガトイズ(SEAG)
・エポック社(EPOCH)
・コナミ(KONAMI)
・任天堂(NINTENDO)
・BANPREST

【スポーツメーカー】

・ナイキ(NIKE)
・アディダス(adidas)
・ミズノ(MIZUNO)
・アシックス(ASICS)
・デサント(DESCENTE)
・ヨネックス(YONEX)
・ゼット(ZETT)
・ミカサ(MIKASA)
・モルテン(molten)
・アンダーアーマー(Under Armour)
・プーマ(PUMA)
・エスエスケイ(SSK)

この他、アパレルブランドロゴは多数存在しています。

画像選定作業時に、全ての企業ロゴについて記憶して作業することは不可能です。

ただ、企業ロゴについては気をつける意識、習慣を身につける心掛けをしておきましょう。

画像に文字が入っている商品

画像に文字が入っているからといって法的な問題がある訳ではありません。

ですが、画像に文字が挿入されていることにより不要な情報、または誤った情報が掲載される可能性を排除しなくてはなりません。

ですので、一律で画像に文字が挿入されているものは選定除外としています。

画像に文字が入っているものとは、画像の編集加工により文字入れ、⭕️、❌、塗りつぶしが行われている画像です。

判断に迷う際は、面倒でもチャットワークにて確認をお願いします。

高級ブランド品

一般的に認知されている高級ブランド品の画像選定はNGです。高級ブランド品については特別な販売許可を有した会社に版権があるため。

・CHANEL
・LOUIS VUITTON
・HERMÈS
・GUCCI
・PRADA
・DIOR
・FENDI
・CELINE
・BALENCIAGA
・SAINT LAURENT
・VALENTINO
・BURBERRY
・BOTTEGA VENETA
・GIVENCHY
・LOEWE

アパレルブランド品、スポーツブランド品、靴、シューズ

BURBERRYやSamantha Thavasa、POLO、ラコステやナイキ、アディダスなどのアパレルブランド、スポーツブランド品の画像選定はNGです。

シューズも同様となります。(シューズブランドは、スニーカー、革靴、ブーツも含みます)

いかにもブランド品とわかるアパレル商品は画像選定しないでください。

スポーツブランドでは、主にプロスポーツのユニホームの胸にロゴが入っています。(サッカー、バスケットボール、バレーボール他)

こうした胸ロゴも画像選定時の除外対象です。

そして、シューズ類にはほぼ100%でブランドロゴが入っていますので、シューズ類は一律で画像選定から除外します。

 

BANDAI、ディズニー、MARVEL、任天堂、LEGO、KONAMI、PKEMON、EAST PACK、PANASONIC、他、企業ロゴが商品に描かれている画像

以下の画像は一見すると「コカコーラ」の商品と認識できますが、商品上部とビンに「DISNEY」のロゴが記載されています。

企業ロゴ使用版権の取り扱いが非常に厳しくなってきています。

少しでも画像にロゴが映り込んでいるだけで、AIで検知され出品規制指導の対象になります。

BANDAI、BANPREST、ディズニー、NINTENDO、ポケモンについては、様々な関連商品とコラボしているので、画像選定の際は十分に注意をしてください。

箱のも商品については、箱の4隅を確認してください。

以下、ロゴ版権の取り扱いが厳しい企業の代表的なロゴです。

 

厳密にはここに掲載しきれない数の企業ロゴが存在しますが、

それらを全て記憶して作業に反映するのは現実的ではありません。

まずは、ここに挙げた代表的なロゴを確認して作業を進めましょう。

以下にて、各ロゴ画像が確認できます。(Google検索結果より)

→BANDAIロゴ一覧

→ディズニーロゴ一覧

→MARVELロゴ一覧

→任天堂ロゴ一覧(ゲームソフト、ゲーム機器ロゴ含む)

→ポケモンロゴ一覧

→ワンピースロゴ一覧

→BANPRESTロゴ一覧

KONAMIロゴ一覧

【選定NGキャラクター】

画像選定の際に選定から除外するアニメ、玩具キャラクター一覧です。

・ドラゴンボールキャラクター

・ワンピースキャラクター

・ポケットモンスターキャラクター

・NARUTOキャラクター

・サンリオキャラクター

・ディズニーキャラクター

・PIXARキャラクター

・MARVELキャラクター

・僕のヒーローアカデミアキャラクター

・ウルトラマンキャラクター

・ちいかわキャラクター

【海外プロスポーツチーム】

メジャーリーグ(MLB)、バスケットリーグ(NBA)、海外サッカーチームのユニホームが映る画像は選定から除外します。

ユニホームの胸ロゴやスポンサー企業のロゴがあるため。

【ミニカー(フィギュアカー)】

ミニカー(フィギュアカー)については、企業スポンサーロゴまもが再現されているため画像選定から除外しましょう。

トミカなどの玩具ミニカーも含みます。

タバコ、シーシャ、水タバコ、アルコール類

タバコ類、アルコール類については販売免許が必要なため、Amazonへの出品はできません。

フリマサイトは個人間取引ですので、タバコ類、アルコール類は出品されています。

タバコ類、アルコール類については画像選定ツールにて画像抽出されないように設定されていますが、

それでも、100%画像抽出を防ぐことはできません。

特に「シーシャ」「水タバコリキッド」は見た目も玩具のようで判別が難しいです。

判断に迷う場合は、面倒でもチャットワークにてお問い合わせください。

食品・飲料・サプリメント関連商品

お菓子などはエンタメ関連とのコラボ商品が多くあります。ですが、食品を販売するには届出が必要です。

その為、飲料を含む口に含む食品・飲料・サプリメントについては画像選定から除外してください。

食品かどうかの判断がつかない場合は、面倒でもチャットワークにお問い合わせください。

モデルの顔が映っている画像

モデルの顔が映っている画像は選定NGです。モデルが映っている画像はアパレル関連商品が多いのです。(アパレル関連の画像については前述しています)

芸能人、タレントが映っている画像は選定して問題ありません。

以下、参考画像です。

ギター関連商品

ギター本体、アンプ、ミキサー、ギターケースなど、ギター関連の画像は選定から除外してください。

ギター関連も企業版権の取り扱いが厳しいため、一律で画像選定から除外となります。

以下、参考画像です。

化粧品関連

化粧品は特許商品のものが多く、各社が専用の通販サイトで販売をしていることが多いです。

その為、Amazonへの出品は各社厳しく監視しています。

ファンデーション、口紅、化粧水や乳液、シャンプーなどはもちろん、美容液、育毛剤なども制限対象となります。

十分に注意をして画像とタイトルを確認しましょう。

モデルガン(エアガン、トイガン含む)

拳銃の形をした商品は一律で画像選定から除外してください。

こちらもブランド品と同じ考えで、本物か偽物かの判断がつかないからです。

家電製品

家電製品の定義は電源コードがありコンセントに差し込んで可動する商品です。

キャラクターとのコラボ商品で、ミニ冷蔵庫やホットプレートなどに注意が必要です。

チケット、金券、お金(海外含む)金融商品

イベントチケット、握手券、硬貨、紙幣(国内外含む)、ポイントカードなどのお金と同等に使用できる商品の画像選定はNGです。

イベントチケットは専用サイト以外で転売することが違法となっていますので、特に注意が必要です。

これらは、取り扱い免許、行政の許諾が必要なため画像選定から一律で除外をします。

ドローン、ラジコン商品

ドローンなど、無線免許が必要な商品については規制があります。

ただし、どの商品が規制の範囲内かの判断が画像だけではできませんので、ドローン、ラジコンに類似する商品画像は一律で除外とします。

アダルト商品

アニメ関連商品(タペストリーや抱き枕カバー)で局部が隠されていなもの、胸部の谷間や臀部が強調されているも、隠されているけど明らかに卑猥なものについては画像選定から除外しましょう。

また、擬似性行を目的とされるような誤解を招くリアルドール(リアルフィギュア)についても画像選定から除外してください。(作りが異常にリアルな人形です)

 

選定NG画像については、お仕事を進めながら徐々に覚える感じとなりますが、以上のことを予備知識として理解しておくだけで、作業効率が大きく変わります。(確認の回数が減るため)

最初はパソコン画面の横に選定NGとキーワードを付箋で貼って確認漏れが内容に対策をしてください。

その他、画像選定で判断に迷う場合は、チャットワークにて確認をお願いします。

曖昧に作業をすることは双方にとって利益を生みません。

選定可能な画像をNGにする。NGすべき画像が選定してしまうことがないように作業を進めましょう。

2−1. 選定NGな画像、商品を理解する 解説動画